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活動・浜風会


浜風会特別例会(5.2.16)

浜風会特別例会、年1回の「馬郡地区を歩いてみよう」が開催されました。

今日は、松水山如意寺の寺宝である「涅槃図」を拝見させていただくとのことです。2月15日は「涅槃会」でもあるとのことから一般の方も浜風会会員と一緒にお話を聞かせていただきました。

大きさは、縦3m余り、横1.5m弱でしょうか、荘厳な感じがします。

如意寺副住職さんから、約1時間30分をかけて、涅槃図の図柄一つ一つについて丁寧いに解説をしていただきました。

 

小休止の間、参加者が副住職さんの説明を念頭に食い入るように眺めていました。

近寄って見ると、描かれている方々の悲しみの様子がとても分かりやすく感じられました。

どの図柄も非常に丁寧に且つ鮮やかに描かれています。

この日は特別に日頃お目にかかる機会のない観音様の像も見せていただきました。

観音様は副住職様の左奥です。

 

涅槃図は何回か補修されているそうです。

制作時の裏書はきちんと残されています。

通常は涅槃図の裏など見ることはできません。今日は貴重な体験が出来ました。

 

馬郡町ホームページ担当が本日の会に参加させていただき、この記事を書かせていただきました。



浜風会特別例会(4.1.6)

当日(1月6日)は朝から雨、気温も低くあいにくの天気でしたが会員13名が参加し、浜風会特別例会「馬郡地区を歩いてみよう」が開催されました。

 

馬郡の西方地区にある東本徳寺と西本徳寺が50メートルと離れていない距離で建立されている事情や両寺の特色等について勉強しました。

つどいの家で開講です

最初の訪問先、東本徳寺。和尚様から当寺の特色等について詳しくお話いただきました

西本徳寺参道入口の題目碑と標柱を見学後、本堂へ進みます

西本徳寺本堂内部。「海中出現釈迦牟尼仏」が安置されています

西本徳寺の位牌堂を見学した後、つどいの家前で解散



日時:令和2年12月3日(木)PM1:30~   場所:つどいの家

本日は浜風会の出前講座が開催されました。

テーマは「馬郡地区の宝物を見てみよう」

講師は藤田博辞さん、鈴木理市さんのお二人です。

聴講者約50名、たくさんの方が参加しました。

---以下の記載内容は受講者(筆者)の理解内容です。誤って理解しているところ(全部?)ありましたらご指摘ください---

 

藤田さんの講義

①「馬郡町」という地名の由来について

平安時代に書かれた和名抄、江戸時代の遠江国風土記、南北朝時代の寂室和尚の語録に「馬郡」につながる記述があるとのことです。

「馬が群れていたから」を裏付ける資料は現在まで発見されていないようです。

②西馬郡東の藤田家のルーツ

ご先祖は、遥か昔、天武天皇の時代にさかのぼるようで歴史の古さを実感します。

講師がいろいろな書物をもとに歴代の足跡をたどり、現在に至るまでの貴重な内容の講義を受けました。

武将として武蔵の国から始まり現在の地に落ち着くまでの遍歴、まさに「歴史」を感じました。

鈴木さんの講義

馬郡観音堂周辺の史跡について講義がありました。

①馬郡観音堂について

馬郡観音の歴史は古く、平安時代から。

とても霊験あらたかで地元はもとより旅人からも厚く信仰されていたそうで、鎌倉時代の紀行文の紹介もありました。

②馬郡学校跡について

設立は明治6年6月。舞阪小学校の分校としてスタート。その後篠原小学校の分校となるなどした後、昭和2年3月に廃校となったそうです。

③東馬郡のお津島さまについて

悪疫防除、氏子安全、五穀豊穣の祈願

毎年7月14日に祇園まつりが行われる。祇園祭は悪病やはやり病の平癒を祈念したのが始まりとのこと。

④日露戦争忠魂碑について

馬郡出身の村松和重の戦死を悼んで、地元有志が明治38年11月建立。

この碑は前傾しており、安全確保と保存とが課題である。

 

藤田さん、鈴木さんの講義後、現地見学を実施した。

①藤田権十郎家の長屋門、②藤田家のお墓、③津波避難タワー、④馬郡観音堂・馬郡学校・津島様・日露戦争忠魂碑

それぞれ、講師から丁寧な説明がありました。

 

以上で浜風会臨時出前講座を終えます。